NHKスペシャル『”介護殺人”当事者たちの告白』

少し重いテーマですが、TV番組の情報です。

これからの時代、どなたでも家族や親戚に在宅介護や在宅医療を必要とする方が出てくると思います。

在宅介護には、皆で喜び合えることや嬉しいこともたくさんありますが、少し「負の部分」の現状を知りながら、考えさせられる番組かと思います。

今、在宅介護に関係のない方も、お時間ありましたら是非ご覧ください。

 

NHKスペシャル「”介護殺人”当事者たちの告白」
本日(7/3)21時~

http://www.nhk.or.jp/d-navi/link/kaigosatsujin/index.html

 

(以下はNHKホームページより転載)
いま、介護を苦に、家族を殺害する事件が相次いでいる。4月には、82歳の夫が認知症の79歳の妻を殺害した事件が起きた。こうした、いわゆる“老老介護”のケースに加え、介護を担っていた娘や息子が親を殺害する事件も後を絶たない。
こうした“介護殺人”は、NHKの調べでは、未遂も含め過去6年間で少なくとも138件発生していた。なぜ、一線を越えてしまったのか。防ぐ事はできなかったのか。私たちは今回、受刑中や執行猶予中の、いわば“加害者”11人から直接話を聞くことができた。意外にも、多く人が介護サービスを利用していた。外からは“孤立”しているようには見えなくても、精神的に追い詰められていく実態があった。また、介護を始めてから1年以内に殺害に至る事件が頻発していた。介護をきっかけに離職せざるを得なくなるなど、生活の激変にさらされるためだ。
介護を担う人が550万人を超える大介護時代。悲劇を防ぐ手がかりを探る。