脳梗塞とは

「脳梗塞」とは、脳の血管が細くなったり詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなることにより、脳の細胞が障害を受ける病気です。


脳梗塞後遺症の種類

●神経障害

片麻痺・半身麻痺(半身不随)

麻痺があって「全く」もしくは「少ししか」動かない
運動障害
細かい動作が出来ない
自分で意識した動きができない
しゃべりづらい

感覚障害

冷たい、熱いの皮膚感覚が鈍る
痛みに気付かない
体に触れても気づかない
体にしびれを感じる

視覚障害

物が二重に見える
視野の半分または4分の1くらいが欠けて見える

嚥下障害

飲み物や食べ物がうまく飲みこめない
よだれが垂れる
食事中むせる

排尿障害

トイレに頻繁に行く
トイレまで間に合わず失禁してしまう
尿が出ずらい

●高次脳機能障害

記憶障害

過去のことが思い出せない
新しいことが覚えられない
直前にあったことを忘れてしまう
同じことを何度も繰り返して話す

注意障害

仕事で間違いやミスが多くなる
複数のことを同時に出来ない

行為障害

「グラスに水を注ぐ」「箸をにぎる」などが出来なくなってくる

言語障害

相手の話す内容が理解できなくなってくる
自分の話したいことをこと言葉に出来ない
文字が書けなくなってくる

認知障害

良く知っている道で迷子になる
地図で自分のいる位置がわからなくなってしまう
病気であることを理解できない
空間を認識できない

●感情障害

夜間せん妄
うつ病
人格や精神面の変化